アルツハイマー型認知症の方は、年々増加しています。
安全な日常生活を送るためには、家族や周りのサポートが重要になります。
そこで今回は、
アルツハイマー型認知症と家族のサポートについて解説いたします。
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アルツハイマー型認知症と家族のサポートについて
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アルツハイマー型認知症とは?
脳神経の変形・脱落・萎縮が原因となり、認知機能・言語機能などが低下していく病です。
治療を放置すると、確実に症状が進行していき日常生活に支障がでます。
家族や周りがいち早く症状に気づき、専門医を受診することが大切です。
では、
アルツハイマー型認知症と診断された場合、家族はどのようにサポートすればよいのでしょうか。
■家族のサポートについて
アルツハイマー型認知症である本人は、記憶障害などの自覚がないケースがほとんどです。
家族がトラブルを予測し、回避を前提としたサポートが必要になります。
本人も家族もストレスのない環境を整えることが大切です。
例えば、家族がその日の出来事を分かりやすくメモし、見やすい場所に張っておくなどの工夫も有効です。
また、「トイレの場所や物の置き場所が分からない」などの症状がある場合は、大きく張り紙をして誘導しましょう。
さらに、
アルツハイマー型認知症は運動機能も低下していきます。
バリアフリーの環境を整備し、転倒・怪我を防ぐ
対応をしましょう。
■まとめ
サポートする家族は、もどかしい気持ちになってしまうことがあるでしょう。
しかし、
アルツハイマー型認知症である本人も、もどかしく苦しい気持ちを抱えています。
できるだけ自尊心を尊重して、お互いに安全な環境づくりを行いましょう。