介護のサービスを
利用するには、要介護認定を受けなければなりません。
親の介護問題を先延ばしにしてしまっている人は、今すぐ手続きを進めることをおすすめします。
そこで今回は、要介護の認定を受けるのに必要な期間についてご
紹介したいと思います。
▼要介護の認定に要する期間とは
要介護認定とは、「どんな介護がどのくらい必要か」ということを判定するためのものです。
では、要介護認定の流れについて以下に見ていきましょう。
■要介護認定の流れ
要介護認定の判定を受けるためには、お住まいの自治体に「介護保険要介護・要支援認定申請書」を提出する必要があります。
その後、自治体の職員やケアマネージャーなどが自宅を訪問し、聞き取り調査を行います。
一次判定の結果を元に、二次判定を介護認定審査会が行います。
・一次判定
自治体の担当者の聞き取り調査の結果と、主治医意見書を元にして、コンピュータが介護にかかる時間を算出します。
その結果を元に要支援1~要介護5に分類されます。
・二次判定
一次判定結果と主治医意見書を元にして、審査判定が出されます。
判定を行った後、認定結果通知書と被保険者証(認定結果記載)が送られてきます。
その書類が到着するのは、申請日から30日以内となっています。
■要介護認定の区分
要介護認定は、要支援1~2と要介護1~5の7つに区分されています。
その区分により、サービスの内容や支給額が違います。
▼まとめ
要介護認定に要する期間についてご
紹介しました。
認定を受けるまでの期間は、申請した日から30日以内ということが分かりました。
身内に介護サービスが必要だと感じたらまず、自治体に
相談してみることをおすすめします。